パーマの質感は2液で変わる!について解説
こんにちは
tamuraです!
今回はパーマの質感は2液で変わる!についてやっていきたいと思います
パーマの2液!
パーマの2液とは?
これは以前も説明しましたが
一応もう一度簡単に説明しておきます
基本パーマは1液で髪の毛の結合を外して
2液で再結合させる!簡単にいうとこれだけなんですが
これがなかなか難しいんです
特に1液に関しては髪の毛のコンディションによって
薬剤の選定が複数選択できるので
どのパターンで行くか?
なるべく一液のタイムはショートで行きたい!とか
まーこれに関しては長くなるので以前の記事をご覧ください
で今回のテーマの2液に関して少しだけ掘って行きましょう
2液の種類は2タイプ!
2液は結合を戻すものと言う事はわかっていただいたと思います
その上で2液の種類が2つある事を紹介して行きます
まず一つめは過酸化水素水
これはカラーリングの2剤にも使われてる物と同じですが
カラーリングの2液よりもパーマの2液のの方が優しく処方されてます
次にもう一つの2液は
臭素酸アンモニウム(ブロム酸)
これは聞いた事ないですよね!
パーマの2液ではこの2種類が使われてます
特徴!
ではこの2種類の特徴を説明して行きましょう!
ではまずは過酸化水素水から
過酸化水素水の特徴としては
まず塗布してから流すまでの時間が短くて良い!と言う点
もう一つの特徴は質感が軽くて仕上がりがふわっとするって所です
次にブロム酸について
ブロム酸は過酸化水素水とは逆で2液塗布後のタイムが長めです
そして仕上がりも逆で質感がしっとりと言うかもったりと言うか
とにかく重めな仕上がりになりやすいです!
なのでスタイルによって使い分けるのがbetterですね
効果!
では仕上がりとの関係についてもう少し掘り下げて行きましょう
さっきの説明で感じた方もいるかもしれませんが
スタイルによって向き不向きがあるって事なんですね
つまりパーマスタイルの時にブロム酸を使うと軽い感じのウェーブにはなりにくく
逆に過酸化水素水でやると軽い仕上がりになると言う事です
これも毛のコンディションによって変わる場合もあるので一概ではないんですが
概ねこんな感じです
ではパーマと言っても縮毛矯正ならどうでしょう?
縮毛矯正はサラサラになりたいか?
しっとりなりたいか?によって使い分けが出来ると良いですよね!
これはその通りでもうわかるでしょうが
ブロム酸だとしっとりで過酸化水素だとサラサラって感じになります
まとめ!
と言うわけでざっと説明しましたが
2液でも質感の調整が出来るって言うのも面白いですよね
美容室でパーマの2液の時に5分位で流したら過酸化水素で
10分位置いてたらブロム酸だと思って良いと思います!
少し2液の放置時間が楽しくなりますね
因みにすっごい待たされて20分とか置かれてたら
システイン酸って言うのが生成されてダメージの原因になってしまいますので
早く流してくださいって言う事をおすすめします 笑
多分ないでしょうがね!
と言うことで今回はおしまいです
更新日 2020 10/12